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稲盛和夫著「生き方」は生きる上でのヒントが盛りだくさん [挑戦・試練・自助努力・継続]


書籍レビュー




京セラ・第二電電(現KDDI)を創業し、JAL再建も務められた稲盛和夫さんの代表的な本、そして僕にとっては人生の教科書です。


稲盛さんが「どのような精神で人生を生き抜いてきたのか」「そこで学んだ成功の秘訣とは」「人生の意義とは」という稲森流人生論が実体験に基づいた熱意あふれる言葉で書かれています。


なお、稲森さんは仏門に入るくらい宗教観のある方で「この世は魂磨きの場」という見方を貫かれており、これが稲盛さんの「生き方」を学ぶにあたり、重要なポイントとなってきます。


『「この世に何しにきたのか」と問われたら、私は、「生まれたときより、少しでもましな人間になる、すなわち、わずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだ」と答えます。』

引用元:稲盛和夫著「生き方」



この本の内容を総じると、損得勘定や経営戦略とは別次元の魂磨き(利他行、精進など)を経営や現実生活レベルでどう実践していくか、これを宇宙の真理や仏教の教理を交えながら説明されています。


京セラとKDDIを世界的大企業に育て上げた実績から深く考察された独自の哲学には重みがあり、また、熱意、克己心、利他心など善なる心が力強く伝わってくる内容で、気力を失ったり、自分のことで精いっぱいになりがちな現代、「生きる」ということについて、たくさんのヒントを得られると思います。


僕の場合は、自分の甘さや人生経験の少なさに気づけたと同時に、「利己的な生き方はむなしい、自分の力を利他的に発揮しなくては」「思考を巡らせてばかりではなく、どんどん行動を起こさなくては」というようにマインドを変えることができました。


また、人生論や哲学的な部分とは別に、宇宙観や宗教観という点で知識的な学びがありました。


最後に、綺麗ごと抜きにあらゆる利害を調停しなければならない大企業リーダーという立場でいながら、純粋に愚直なまでに自らの哲学を貫き精進、活躍される姿に大きな愛や使命感を感じました。




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